転職してから資格を取り出して時間がない中でもやりくりしたり試行錯誤した効率の良いと思われる勉強の仕方をいくつか紹介しようと思います。
今回は第一種衛生管理者を例にご紹介します。
①使いやすいテキスト、問題集とは?
まず大事になってくるのが参考書選びです。
私が参考書を選ぶポイントをご紹介します。
情報量が適切か
何ヶ月後が試験ですか?
字がぎっちりでいくら詳しい本でも短時間にたくさんのことを詰め込めないですよね。
冒頭は繰り返し読むのに読み切れないのでは、読めなかったところから出題された時失点します。
こなせる量の参考書を買って繰り返すことが大切です。
ビジュアルとして見やすいか
何冊か見比べて、イラストが好みだなど、自分が眺めてて苦にならない参考書を見つけてください。
個人的にオススメなのは、問題と答えが横に並んでいるタイプの問題集です。
(ちなみに第一種衛生管理者の時でいうとU-CANの第一種衛生管理者 過去&予想問題集を使用しました)
理由は解いて答えの冊子を取り出さなくてもすぐ答え合わせできる時間の節約ができるところです。少しの違いかもしれませんが、短時間に合格したいタイプには調べる時間も惜しいもの。
短時間に見直しする時も開いただけでできるので、通勤の電車の中から試験直前の見直しの時も気になった時すぐ確認できて便利です。
私は2017年に受験したのですが、1冊で済ませたい!という方はアマゾンの2022年のTACから刊行されている「スッキリわかる 第1種衛生管理者 テキスト&問題集 2022年度版」がベストセラーでいいかも?
ぜひ見比べて自分にあった参考書で挑んでください!
②どのくらい勉強する?
勉強は時間より理解度が大事ですよね。
最初はテキストを読んで、理解してから問題集にうつりたいところですが、時間がない場合はいきなり問題集を解くのでいいと思っています。
正直読んでもどこが大事か初学者には判断できないし、何回も読まないと定着しないですよね。
しかし、忙しいと時間はない…
私は知識を定着させて余裕を持って受かった試験は
大抵3〜4周問題集や過去問を解きなおしてます。
大体そのくらいこなせばできる問題とできない問題がわかってくるのでできなかった問題を重点的に復習できるようになってどんどん点が伸びていくと思います。
↑実際、使っていた問題集
U-CANの第一種衛生管理者 過去&予想問題集の中身
衛生管理者の勉強を例にとると、まずは一周問題を見て解けなかったらすぐ答えを見てまわしていきます。考えるもの一瞬でいいです。だって、初めて勉強するのに解けることの方が少ないですもん。ここでは常識問題や衛生管理者でいうと理科や生物で習った簡単な問題をつぶすのと、テキストを読んでいる感覚で進めてください。
解く時に
正解したのは○
適当、消去法で当たったのは△
完全に間違ったのは✕をつけます。
解説を見てもわからなかったところはテキストで詳しく調べます。
(私は要点まる暗記!衛生管理者第1種・第2種合格テキストを使っていました)
この一周目が1番きついと思いますが耐えます。
ちなみに私は最初はノートを作りません。
ノートづくりには時間がかかるからです。
ノートを作らず問題集の余白に解説では足りないポイントを書き込みます。
(よっぽど弱い単元や重要箇所は理解のためにノートやメモをまとめます)
人によっては問題集を汚さずに受かったら転売と考える方もいるかもしれませんが、再受験する費用を考えれば、ボロボロになるまで問題集を使い倒して1回で合格する方が安上がりだと思います。ノートなど複数の場所に情報も分散しないので、過去問付きオリジナル試験対策ノートが作成されていくイメージです。
↑過去問に書いた衛生管理者の気温に関する分野のメモ。過去問でもいろいろなパターンが出題されるもののテキストにまとめがなかったのででるものだけ表にまとめてました。
話を戻しますが、二周目は自力で問題を解きます。
同じく印をつけていきます。
解く時は章ごとですぐに戻って解き直すとより自分ができるところとできないところが顕著にわかります。さっき見たばかりなのに解けない、さっき見たらすぐに覚えられたというように実感すると思います。
最初から解ける問題は常識的に読めば解けるか予備知識ではじめから解けたものなのでとばしていきましょう。〇が続いたものはもう解かなくて大丈夫です。解いた感触で少しでも不安なら逆に〇でなく△表示にしておきましょう。
3周目は△と✕がついているところのみ解きます。
↑付箋だらけの問題集。そこだけ復習すればいいので、たくさんあるように見えますが特に見返したいページは付箋の位置を変えたり色を特別な色にして目立たせて使っていました。
この辺りから毎回間違えるのは付箋をつけてすぐに見直し復習をできるようにすると楽です。
できるようになったものから付箋を剥がせるといいです。
この△と✕が確実に解けるまで繰り返します。
徐々にわからない問題が減っていき、一周目よりも繰り返し解く負担が減っていくと思います。
③よっぽど覚えられない暗記が出たら
紛らわしい公式、間違いやすい箇所はゴロあわせが個人的に覚えやすいと思っています。
市販でそういったものが出回ってなくても適当に自作するのもありだと思います。
衛生管理者で私が考えたゴロあわせは以下のようになります。
分数のある計算ははじきの法則みたいに頭文字で覚える
小学校で速さや距離の計算をやる時、この簡単な図に感動した覚えがあります。
これのように自作すればいいんじゃないかと思って編み出した方法がこちら。
↑疾病休業に関する統計のオリジナルの覚え方
計算問題は必ず何問か出題されます。何がなんでも飲み込まなきゃいけないのに、ただ問題集回しているだけだと定着しなかったので無理やり語呂合わせ考えました。これはあくまで私の覚えやすいように勝手に作ったものなのですが、自分で頭文字をとって覚えやすいようにアレンジする作戦をまとめた後は全問正解できるようになったやり方なのでおすすめです。
拡大すれば見えると思うのですが、
疾病休業年千人率=疾病休業件数/在籍労働者数×1000
は「仙人兼任センニンケンニン」や「仙人県人センニンケンジン(賢人でもよかったかも)」で覚えました。
件数(ケン)/労働者の人数(ニン・ジン)に1000人に対する倍率なのでセンニンをかけます。
仙人兼任と謎のジョイマンのようなラップのような韻を踏めば、覚えられるかなというゴロ合わせです。
もちろん本番でも出題されてバッチリ得点しました✨
(メモをそのまま写真にしましたが、見づらい場合はコメントいただければ、文字にするか画像の質をあげられるよう努力するので、ご一報ください。)
他にも当時ツイートしたシリーズをご紹介します。
語呂合わせ作品例
衛生管理者ゴロで覚えるシリーズ✨— ほそやともゑ (@tomoe_hosoya) 2017年6月13日
白血球のTリンパ球とBリンパ球の機能の覚え方。
Tリンパは直接(TYOKUSETSU)攻撃する→異物を認識して攻撃する。
Bリンパは防御(BOUGYO)→抗体を産生する。
直接攻撃のTと抗体を作って防御するB!
私の試験ではこれでました😊
何というか…私の知能レベルがバレる覚え方ですね。
白血球のTリンパとBリンパの機能に関するゴロあわせなのですが、
TYOKUSETU直接攻撃のTリンパ。異物を倒そうとする働きをします。
BOUGGYO防御のBリンパ。免疫を作ります。
実際試験にでました。
衛生管理者ゴロで覚えるシリーズ✨— ほそやともゑ (@tomoe_hosoya) 2017年6月13日
血液循環は失望(室→房)
体循環
左心室→右心房
↑ ↓
左心房←右心室
肺循環
肺を通ると酸素が増えて、肺に戻る直前までがCO2が多い
心臓から出てくのが動脈
静脈は戻ってくる
動脈血は酸素が多い
静脈血はCO2が多い
これは中学の理科で挫折したのを、大人の柔軟性で解決したと思いたい作品です。
血液の循環が覚えられない方はぜひ参考にしてみてください。
えらそうに勉強法なんて語るにはまだまだ未熟者なのですが、私の勉強法はこんな感じです。
衛生管理者のここが覚えられない!という方がいれば、語呂合わせ考えるので、よければコメントにリクエスト書いてみてください。すぐアップできるかわかりませんが、割と苦労しつつも最後はサクサク学べたのでお役に立てると嬉しいです。
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